「キッズ留学」レポート
2009年05月13日更新
今回は、3月25日~4月2日に行った「キッズ留学」プログラムの報告レポートをしたいと思います。
晴れ晴れとした春の陽気の成田空港を出発した28人を待っていたのは、冬景色の残る広大なユタ州ソルトレイクシティの大地。経由地であるロサンゼルスの暖かさとユタ州の気候の違いも新たな発見と感じた参加者もいたようです。
(*今年6月から成田―ソルトレイクシティ直行便が就航します。)
ソルトレイクシティから1時間強で滞在地となるプロボに到着し、出迎えに来てくれたホストファミリーと各家庭へ向かいました。
参加者1~2人で1家庭のホームステイ先に入り、ホストファミリーとの生活がスタートしました。翌日からはいよいよ現地学校体験です。
滞在中の平日4日間、小学生は公立小学校へ、中高生は前後半2日間ずつに分けて私立校と公立校へ、そして、大学生はプロボ市内にある大学2校へ訪問しました。
中高生が滞在前半に訪問したプロボの隣町オレムにある私立の Meridian Schoolでの授業体験を例に、現地学校体験をご紹介します。
参加者には同世代のパートナー(授業や休み時間等、学校で一緒に行動しサポートしてくれる現地生徒)が付き、パートナーの出席するクラス(50分授業)に一緒に入り、午前8時20分~午後3時10分までの終日2日間、様々なクラスを見学することができました。
歴史の授業に出席していたのは中学生6人。当日の授業では、クラスを小グループに分け、先生がパワーポイントで準備したクイズゲーム(アメリカ開拓や産業革命に関するもの)が行われました。難しい内容でしたが、参加者も真剣に現地生徒のやり取りに耳を傾けていました。
音楽の授業では、授業の最初に参加者も一緒に発声練習を行い、その後は、現地生徒が学校で行われるミュージカル「アニー」で歌う「Tomorrow」の歌と振り付けの練習などを見ることができました。
この学校では、サックランチ(各家庭で準備するフルーツやスナックなどの簡単なランチ)、または食堂で軽食を購入するシステムがありましたが、参加者はホストファミリーが用意してくださったフルーツやお菓子の入ったサックランチを食べました。
この学校では、その他、スペイン語、ポルトガル語、数学、理科、国語、コンピュータ、美術など色々なクラスを見学することができました。学校の様子を参加者に聞くと、「英語はわからないけど、新しい友達が出来て、すごく楽しい!」と皆笑顔で答えてくれました。Meridian Schoolでの最終日には、パートナーと写真を撮ったり、パートナーから手紙をもらったり、参加者にとって素敵な体験となったようでした。
毎日の学校終了後と週末はホストファミリーと一緒に過ごしました。家で同世代の子どもとゲームや映画を観たり、ボーリング・ショッピング・映画館・教会へ出かけたり、家族によって過ごし方は様々でした。
時には、「何をしたい?」と聞いてくれる家庭もあったようでした。アメリカでは、「自分が何をしたいのか」など、自分の考えを求められることが多々あります。このような体験も参加者にとっては、とまどいながらも"文化の違い"の発見に繋がったことと思います。
家族を大切にし、他者を敬う温かい気持ちを持った素敵な家庭がたくさんあり、参加者はすぐに家族の一員として現地での生活に馴染めていたようでした。 滞在最終日には、参加者とホストファミリーが集まり食事をしました。複数の参加者が楽器演奏やサッカーのリフティングなど得意な芸を披露し、楽しいひと時を過ごしました。そして、楽しかったプログラムもあっという間に帰国の時を迎えました。
参加者の中には、「また同じホストファミリーのところに戻りたい!」「来年も絶対参加したい!」「1週間だけでは物足りない!もう少しいたかった!」など、すっかり現地の環境に魅了された様子が印象的でした。
このプログラムは1週間のみの短い企画ですが、「英語を習得すること」が第一の目的ではなく、『英語、異なる文化や習慣、そこで生活している人々との出会いを通じて、参加者が何を感じたか、そして、その気づきや心の変化が今後の参加者の新たな挑戦やステップアップに力を与えるきっかけとなること』を願って開催しております。是非、来年も多くのお子様にご参加いただきたいと願っております。
